雑草のメモ帳

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【Canadian Highlander】ヴァニファールポッド

まずCanadian Highlander(カナディアンハイランダー)の紹介


例えるなら統率者なしのデュエルコマンダー
EDH同様ヴィンテージカードプールの100枚ハイランダーでデッキ構築しますが、以下の点が異なっています。

・統率者はなし
・1on1で、初期ライフは20
・フリーマリガンなし、先攻ドローなし
・禁止制限はないが、ポイントが割り当てられ上限がある

統率者システムがないため色の制限もないですが、上記のように強力なカードにはポイントが割り当てられ、また4人対戦ではないため、ただ統率者感覚で組めばいいという訳ではありません。

まずポイントについて
統率者でも強力とされている「魔力の墓所」や「太陽の指輪」、また強力なサーチ「悪魔の教示者」、決まれば終わりと言われる「閃光+変幻の大男」。
これらにはそれぞれポイントが割り当てられ、全てを組み込むことが出来ないようになっています。

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ポイントはコチラ

Points List | Canadian Highlander


上記のリストで言えば

魔力の墓所 4
太陽の指輪 4
悪魔の教示者 4
閃光 6
変幻の大男 3

これら強力なカードの持つポイントが10以下に収めるなければなりません。
特に「閃光+変幻の大男」はそれらだけで9ポイントとなり、強力なマナ加速やサーチカードが使えないということになります。

もちろん制限内であれば「Black Lotus」といったパワー9も使えます。


次に4人対戦でないため、一般的な4人対戦の統率者で強力とされる「リスティックの研究」などはカードパワーが落ちます。
一方で「真の名の宿敵」のようなタイマン性能の高いカードがより強力になります。

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これら踏まえて自分なりにデッキを組んでみました。
「主席議長ヴァニファール」と「出産の殻」を主軸とした『ヴァニファールポッド』です。

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画像で見たい人はコチラ(英語です。リスト更新してるかも)

archidekt.com


デッキリスト(2020/03/22時点)
赤字がポイント

クリーチャー
《アヴァシンの巡礼者/Avacyn's Pilgrim》
《極楽鳥/Birds of Paradise》
《跳ねる混成体/Bounding Krasis》
《厚かましい借り手/Brazen Borrower》
《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》
《通路の監視者/Corridor Monitor》
《詐欺師の総督/Deceiver Exarch》
《拘留代理人/Deputy of Detention》
《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
《弁論の幻霊/Eidolon of Rhetoric》
《エルフの神秘家/Elvish Mystic
《エルフの開墾者/Elvish Reclaimer》
《永遠の証人/Eternal Witness》
《大爆発の魔道士/Fulminator Mage》
《Fyndhorn Elves》
《金のガチョウ/Gilded Goose》
《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》
《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》
《秋の騎士/Knight of Autumn》
《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
《水蓮のコブラ/Lotus Cobra
《ルーンの母/Mother of Runes》
《貴族の教主/Noble Hierarch》
《首席議長ヴァニファール/Prime Speaker Vannifar》
クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger》
《ラムナプの採掘者/Ramunap Excavator》
《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
《反射魔道士/Reflector Mage》
《改革派の結集者/Renegade Rallier》
《修復の天使/Restoration Angel》
《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger》
《呪文探求者/Spellseeker》
《呪文滑り/Spellskite》
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic
《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》①
《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
《復活の声/Voice of Resurgence》
《花の壁/Wall of Blossoms》
《前兆の壁/Wall of Omens》

インスタント
《渦まく知識/Brainstorm
《召喚の調べ/Chord of Calling》
《対抗呪文/Counterspell》
《輪作/Crop Rotation》
《目くらまし/Daze》
《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
《狼狽の嵐/Flusterstorm》
《意志の力/Force of Will
《マナ吸収/Mana Drain》
《精神的つまづき/Mental Misstep》
《沈黙/Silence》
《呪文貫き/Spell Pierce》
白鳥の歌/Swan Song
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
《夏の帳/Veil of Summer》
《俗世の教示者/Worldly Tutor》

ソーサリー
《異界の進化/Eldritch Evolution》
《破滅の終焉/Finale of Devastation》
《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
《緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith》
《新生化/Neoform》
《思案/Ponder》

エンチャント
《欠片の双子/Splinter Twin》
《適者生存/Survival of the Fittest》

アーティファクト
《出産の殻/Birthing Pod》
《速足のブーツ/Swiftfoot Boots》
《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》

プレインズウォーカー
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》
《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》

土地
《乾燥台地/Arid Mesa》
《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
《魂の洞窟/Cavern of Souls》
《真鍮の都/City of Brass》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle》
《山賊の頭の間/Hall of the Bandit Lord》
《地平線の梢/Horizon Canopy》
《マナの合流点/Mana Confluence》
《湿地の干潟/Marsh Flats》
《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water's Edge》
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
《Plateau》
《汚染された三角州/Polluted Delta》
《虹色の眺望/Prismatic Vista
Savannah
《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
《冠雪の森/Snow-Covered Forest》
《冠雪の島/Snow-Covered Island》
《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
《Taiga》
《Tropical Island》
《Tundra》
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
《Volcanic Island》
《不毛の大地/Wasteland》
《冠水樹林帯/Waterlogged Grove》
《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》

基本的には「主席議長ヴァニファール」から「鏡割りのキキジキ」の無限コンボを狙うデッキです。
また、「通路の監視者」が登場したことでマナ及び体力さえあれば「出産の殻」が1マナクリーチャー始動で同様に無限コンボが狙えます。
そして、コンボを支える「詐欺師の総督」や「跳ねる混成体」を使って無限コンボが狙える「欠片の双子」までも入っています。

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「主席議長ヴァニファール」が統率者の場合、その固有色しか使えない関係で「鏡割りのキキジキ」でのコンボが狙えないこともあり、「パリンクロン」を用いた無限マナコンボしかできませんでした。
しかし、カナディアンハイランダーではその制約がないので、組みやすくなり、またシルバーバレットの選択肢がかなり広がりました。

まだまだ始めたばかりなのでデッキもより仕上げて行きたいですし、他のデッキも考えてみたいですね。
ではまた。